MUKU-DATA  新潟県森林組合連合会  第42回国産優良材展示特別市 (10月25日)

昨日は午後から県森連へ丸太を買いに行ってきました。
ここは普段は杉丸太が中心に並べてありますが、
今回は特別市ですので杉以外の丸太も2~3割ほどありました。
時折り強い雨が降る中ではありましたが、県内はじめ県外の業者さんなど多くの方が参加されていて
春に行った東海方面の広葉樹専門の市場の方もいらっしゃいました。

今回の目的は広葉樹のあまり大きくない丸太(Φ300mm前後)。
ナラ、キハダ、カツラ、クルミ、センなどを若干購入しました。
事前に下見をしてこの丸太はいくら位までなら買おうと決めて立ち会います。
例えばキハダの根曲がり部分の感じがいいから板に製材したら面白いなぁとか、
このクルミの緩やかな曲線がきれいだなぁとか、、、製材後を思いながら競るのですが
どうも同じ方と同じ丸太が何回か被ってしまい、またあの方かぁ・・なんて思ったりしていました。
きっと製材して何にするか趣味嗜好が似ているのですね。
絶対にどうしても欲しかったら意地でも落としますが、特にどうこうなかったので、
どーぞどーぞって下りる気持ちで競っていました。
会社の在庫で300mm前後の薄め(厚さ仕上げで30mm~40mm程度)の板材が少なかったので
まあまあ納得する丸太を購入できたかと思います。
時間をみて製材して乾かそうと思います。

今回の市で一番盛り上った丸太は加茂市の青海神社から伐られた杉材です。
確か6mだったかな(もう少し長かったかもしれません)、
出材の際に玉切りされて根元から 元玉(元で2m、8トンあってリフトの積込みが不可能なのでクレーンを持ってきてくださいと言っていました)
2番玉、3、4、5番玉あったと思いますが、2番玉は数十万/本、元玉は数名の方が競り合い数百万で落札されました。元玉~全て同じ方が購入されました。
新潟で越後杉の家づくりをされていますし、加茂市とも縁がある会社様なので
その御神木は行くべきところへいったという感じでしょうか。
落札後、俄かに参加者の皆さんから拍手が沸きあがっていました。

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